思い出品
どんな思い出品をもっていますか
そしてそれらはどのように保管していますか
思い出のあるものって手放し難いですよね
自分自身のものならば、時が来ればもう手放してもいいかなと思える日が訪れるかもしれません
母親なら子どもがつくった作品など愛おしくてほんとお別れしがたい
作った本人たちは意外と思い入れはさほどなかったり
こどもの思い出品が家に残っている理由は子供本人軸ではなく、母親軸である場合が多かったりもします
でも取っておくと溜まっていくばかり
広~いおうちならいいかもしれないけれど、保管にさけるスペースにも限りがある
大切な思い出品だけでなく、たまにしか出さないものの保管スペースに
賃貸ならいくら分支払っているのか
持ち家なら税金をいくら分払っているのか
そんなことを真剣に考えたらモノの持ち方、思い出品の残し方も厳選できるかもしれませんね
メモラビリア
メモラビリア という言葉をご存知でしょうか
記憶すべき出来事・事柄・品物のこと
特には、スポーツ選手の直筆のサインボールやユニフォームなどだったり、
芸能分野などのコレクションの対象となるような記念品をさしたりもします。
わたしたちにとってのメモラビリアは いわゆる思い出品
思い出はわたしの頭の中と心に刻み込まれていたらそれでいいの という方もいらっしゃれば
なかなかモノと思い出品は手放すことができないの という方 人それぞれ
市販品は買いなおしができるけど
思い出品は買いなおしができません
本当に大切なものは残すにしても処分するにしても
現物と形式を変えた形であっても、写真に撮ったりしながら思い出品のバックアップをとっておくことをおススメします
私が思い出品のバックアップ先として便利に使っているのは Evernote
地震、台風、津波、大雨洪水、大雪、火事… あらゆる災害は一瞬にして思い出品をさらってゆく可能性もあります
一生のうちで考えると出会う確率は低いのかもしれないけれど
起こってほしくない災害はいつやってくるかわからない
だから私は失いたくないメモラビリアをデジタル化して、クラウドサービスにバックアップ保存
食糧だけでない これもひとつの わたしの防災
万が一に備えておけば ショックの大きさや心の痛みは少なくすむかな
思い出品の残し方
ヒトとの記憶を引き出すモノ・コトって何かしら?
その場で目の当たりにした印象的な光景
その場で聞いてた音楽や声
その場で香ってきた匂い
その場で触った心地よい感触
写真を見返すとき、そこにある画像だけでなくいろいろなことが思い出されますよね
私が大切にとっている思い出品は、写真はもちろんですが 人の文字 が絡みます
わたしは人を思い出すとき、必ずと言っていいほど相手の顔や声とともにその人の 文字 が頭に浮かびます
それだけに文字に対する思いが深い いや深すぎるといっても過言でないでしょう
わたしの思い出品の 残し方の軸 は ズバリ 文字
時代ごと、大切な人、大切な時間 何かひとつふたつ 文字にまつわるもの を宝箱に厳選して残しています
1月29日の今日は何の日を調べていたら、
1月24日から30日の一週間は
文部省(現:文部科学省)が1950年(昭和25年)に制定した「全国学校給食週間」であることを知りました。
『学校給食』の文字に久しぶりに思い出箱から出してきた わたしのメモラビリア
私が厳選の上、手元に残している大学時代の思い出品のひとつがこちら
管理栄養士になるべく授業には人前で話す講演実習もありました
60名ほどのクラスメイト
3分間スピーチは班ごとに《妊娠期》《乳児期》《学童期》《青年期》《壮年期》《老年期》《食事のとり方》《穀類》《魚介類》《野菜類》のテーマが設けられ、わたしの班は《穀類》
各自みな自分に架空の肩書を作り、それぞれのテーマに合わせた内容で題材を選び、原稿を作りみんなの前で登壇発表しました。
写真はその時のみんなの原稿を合わせた講話集
管理栄養士になるべく取得しなければならない単位はとても多く、
たくさんの実験実習それに伴うレポート提出に追われていた4年間
4年間ずっと一緒だったクラス全員の文字とたくさんの思い出がこの講話集に詰まってる1冊なので多くの中からこれを選び残しました
そしてEvernote とScanSnapに出会ったわたしは、もちろん表紙も含め全ページをデジタル化してバックアップ保管もしています
デジタル化もして いつでもファイル(ノート)共有も出来る状態にしてあるので、心のどこかでそろそろお別れしようかなと思ったりもするのですが、こちらに関してはクラス全員の当時の文字が残っているので いつか大勢での同窓会を企画して現物を旧友と一緒に懐かしく見返してからのお別れにしようと考えています
自分史アルバムのススメ
子どものためでもなく
家族のためでもなく
自分のためのアルバムをお持ちでしょうか
結婚して子供たちをある程度育て上げた私と同じ世代から年上の方なら
子どもたちの写真を整理してあげたいと思っていらっしゃる方が多いのかもしれません
もしくは ご自分の生前整理のため 終活のため 早々に写真整理を取り組みたいと思っていらしゃる方もいるかもしれません
あるいは亡くなったご家族の遺品整理をしなくてはいけない
荷物の整理だけでも大変で写真の整理までは手が回らない
整理に疲れ果てて エイ!ヤー!で大切な写真や思い出品を処分なんてことにだけはしないでくださいね
自分のアルバムは持っていますという方も 自分史アルバム というものをお持ちのかたは少ないかと思います
わたしが今イチオシなのが 私の人生アルバム
いわゆるスクラップブッキングで進める自分史アルバムの作成です
アルバム本体と写真を引き立ててくれるスクラップブッキングパーツキットつきのほどよい大きさのアルバムは時短で作れるというのもポイント
紙焼き写真をたくさん持っている世代の方 なかなか忙しくて写真整理に取り組めない方に特にピッタリ!
後世が遺し引き継いでいくのに負担にならないアルバムにもなります
4月開講(3月受付開始)の『私の人生アルバム』レッスンワークでぜひみなさんに作っていただきたい
ご自身が作る『私の人生アルバム』には あなたの大切なメモラビリア も一緒に添えて
それでは本日はこれにて SeeYou