
本日は仕事始めでした。
年末年始の時間を経て、またパソコンの前に座る一日。
今年のお正月、
私は餅飾りを、今いちばん大切な道具であるパソコンにお供えしてみました。
道具の年取りという風習があります。
一年使ってきた道具に餅を供え、感謝と新しい年の無事を願う、暮らしの中の小さな年中行事です。
今の私にとって、
写真を整理すること、
フォトブックを作ること、
そしてオンラインで人とつながること。
そのすべてを静かに支えてくれているのが、このパソコンでした。

今年の餅飾りは、購入したものではなく、自分で作ったものです。
青藁を手でなって餅に通し、南天の葉や実、稲穂を添えました。
いつもは開いたままのパソコンを、
年末年始だけはそっと閉じて、
その上に餅飾りを置いてみました。
仕事のための道具だった場所が、
すこしだけあらたまった、
年の始まりの場所に変わったように感じます。
そういえば、餅はお正月だけのものではありません。
一年を通して、節目ごとに姿を変えながら、暮らしの中に何度も登場してきました。
田植えのあとに。
季節の節供に。
年の終わりや始まりに。
すべてを並べて語ることはできませんが、
餅はいつも、
時間の区切りにそっと置かれていた存在だったように思います。
昔の人は、かまどや農具に。
今のわたしは、パソコンに。
道具の形は変わっても、
一年を無事に過ごせたことへの感謝と、
これから始まる時間への願いを託す気持ちは、
静かに受け継がれているのかもしれません。
仕事始めの今日、
餅飾りの記憶を胸に、
またこの道具とともに、新しい一年を始めました
それでは本日はこれにて SeeYou
