雨水
本日2023年2月19日は
二十四節気の第2 雨水
降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期
『雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる』という言い伝え
本日の関西地方は雨模様
しまう時はお天気を気にしますが、
雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来し、ひな祭りは水に関する行事
今日は飾る日だし、日曜で雨の中お出かけするわけでもなし
時間もゆったりあるので お雛様を出しました
![](https://i0.wp.com/widerange1873.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_20220305_175848_982-1.webp?resize=300%2C300&ssl=1)
雛飾り
雛人形は母親の実家(祖父母)から贈られるのが一般的
雛飾りは嫁入り道具のひとつだったから
娘の雛人形もたがわず 私の両親からの贈り物
スッとしたお顔の衣装着人形ではなく、ふくよかなお顔の木目込人形のお雛様
お人形1体1体 よくよく見ると微妙に表情が違うわけですが
不思議と持ち主に似ている 似てくるような気がするのはなぜでしょうか
真多呂人形
娘の木目込のお雛様は 真多呂人形
上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として唯一の認定を受けている人形です
どのお雛様もとても神々しく素敵なんだけど
わたしはやっぱり何度見てもどれを見てもいいなと思うのが 真多呂のお雛様のお顔 なんですよね
私自身の雛人形も 真多呂人形
私の祖父母からいただいたガラスケースに公家の稚児の姿に作った15人揃いの稚児雛 で・し・た
で・し・た というのはもう無きものだから(;_;)
お雛様からの学び
ちょうど私が結婚を決めたころ
鹿児島市内を流れる甲突川沿いの実家の地下室にしまわれていた私のお雛様
8.6水害による川の氾濫で水浸しとなり 私の稚児雛も妹の7段飾りの雛人形も 悲しきお別れ
ついでに 私のキャンディ・キャンディ全巻も 弟のドラえもん全巻も みんなみんなお別れだったのです
住まいはビルの4階だったのに、なぜ地下室にしまってた!!!
暮らしていて氾濫したことのなかった河川 ない!は絶対ではない
実家に自分のものを置かない 自分のものは自分自身で管理する
私自身は当時東京に住んでいて被災こそしなかったものの これらは 8.6水害からの学び です
大切なもの
お雛様が無きモノになって、わたしの暮らしには何にも困ったことは起こってません
ただただこの時期になると
あったらよかったのになぁ~
娘のお雛様と一緒にめでたかったなぁ~と毎年惜しく思うだけです
お雛様と一緒に写っている写真もないような…
私の人生アルバムに綴りたい ♡ 私のお雛様の写真
実家のどこかに残ってないかな~ 次回帰省時に探してみよう
自分にとって大切なモノ・お気に入りのモノはやはり、写真に撮っておくべきだよなと思うわたしの暗件エピソード
わたしの苦い経験がどなたかの学びともなれば なき稚児びな達も浮かばれることでしょう