時代の変化とともに年々よく耳にするようになった言葉
自分の年齢的なものでアンテナに引っかかるだけなのでしょうか
本日2022年 年の瀬
この1年 私の身の周りの出来事からちょっと思っていること、考えていること、気づいたことなどをここに綴ってみたいと思います
SNS
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
人と人とのつながりを促進するサービス
細かい定義はさて置き、Facebook、YouTube、Instagram、Twitterその他つながる術はいまやたくさん
数あるSNSはじめ デジタル苦手といっている人でさえ、スマホをもっていたら多くの人が使っているだろうSNS『LINE』
家族だけでなく、日常でのおつき合いが深い方ほどメッセージや電話のやり取りは『LINE』という方は多いことでしょう
長い間おつきあいが途切れていたとしても、人を介して再び繋がれるのがSNSのいいところ
わたしの場合で言うと、いわゆる『同窓会LINE』
小学校、中学校、高校、大学、以前の職場同僚 その他複数の グループLINE
卒業・退職して何年何十年ご無沙汰していた旧友たちと、再会したり、たま~にでもやり取りできる環境にあるのは SNSのおかげ
繋がりたい人 繋がりたくない人 いろいろでしょうが、利用するしない、グループに入る入らないに正解不正解はなく 個人の取捨選択次第
自己判断で 上手にSNS利用すれば良いと思います
わたしの出来事
12月半ば 大学時代のクラスメイトの訃報を、旧友SからのグループLINEへの 喪中はがき 共有投稿 から知りました
亡くなった旧友Rは、大学入学してすぐ クラスメイト かつ 同じ寮の隣部屋どうし ということもあり、大学1年生の時一番一緒にいた友人
大学卒業後、関西出身だった彼女が地元に帰って就職したことは知っていましたが、まだ携帯電話を持っていなかった時期
年賀状のやり取りもなく、お互いに音信不通状態
それから十数年後 わたしは主人の転勤に伴い関西へ、奇しくも徒歩で行けるような彼女の実家近くに引越しました
彼女の実家の町名までは なんとなくずっと覚えていたんですよね
それは学生時代にほんの数回だけ、実家に帰省中の彼女宛に『年賀状』を出した経験があったからなのではないかと思います
近くに引越しても連絡先が分からない
再会の想いを募らせながら、月日は流れ、 ある日 喪中はがきを投稿してくれた旧友SとFacebookでつながりました
そこからはとんとん拍子
SはRと卒業後もつながっていて、年賀状のやり取りも続いていた
そのおかげで私は亡くなったRだけでなく、関西に住んでいることも知らなかったほかのクラスメイトとも一緒に再会することが出来たのは8年前の出来事
年賀状じまい
『年賀状じまい』『家族葬』『墓じまい』
いわゆる『終活』にまつわる言葉たち
年末が近づくと一つの課題となるのが 年賀状
近年はスマホアプリで簡単に作成送付まで出来るようにもなりました
わが家は結婚当初から 主人が年賀状作成を担当
わたしは年賀はがきの購入と宛先リストの更新、喪中はがきを含む年賀状出し受けのチェックと 役割分担で行っています
まわりでも話題となる『年賀状じまい』談義
わたし自身も数年前から、SNSで繋がっている方についてのみ 年賀状のやり取りを仕舞いました
年賀状だけのおつき合いになっている方も実際多く、定型文に近況報告のような手書きコメント
いつまで続けるのかやめるのか
今年はどうしよっか どこまで出すか の夫婦の会話
まだまだ2023年の年賀状作成にわが家の仕舞いは絡まずです
今思うこと
同級生の訃報という理由もわからず信じられない出来事への悲しみとともに、連日いろいろな想いがわたしの中を駆け巡りました
再会後からつながっていた彼女のFacebook最後の投稿を見ては、
何かわたしに出来ることはなかったのか…
一緒に〇〇したいと思っていたのに…
残されたご主人や同じ歳の息子さんのこと…
二人しか知らない大学時代の出来事や思い出…
哀しみは増すばかり
そんな折SNSで目にする『年賀状じまい』投稿
わたしや旧友が同級生の訃報を知ったのは ご家族から送られてきた 『喪中はがき』
友人Sが年賀状のやり取りをしていなかったら彼女の死をこの先も知らなかったかもしれない
喪中はがきが送られてくるのは年末
故人によっては1年近く前の話だったなんて場合もあることでしょう
実家の高齢になる両親は知人の訃報を 地元新聞の『おくやみ』欄で知ることも多いようです
新年の御挨拶の『年賀状』には単なる挨拶だけではない役割をも実は担っているんだよなと改めて考えさせられました
SNSじまい
みんな理由もわからなかった友人の訃報でしたが、間もなくグループLINEに亡くなった彼女のスマホからメッセージが入りました
ご主人が私たちのRを偲ぶコメントを見ての返信
彼女は15年以上、わたしが初めて再会した日よりも前から病を患っていたとのこと
関西に来て数回あったのに全く気づくこともなく、元気な彼女でした
他人の悩みは言ってくれなくてはわからないし、その立場になってみないと深くはわかり得ない
知らなくてもいいことかもしれないけれど、相手にしてみれば教えていてくれてたら…と思うことも往々にしてあるのではないでしょうか
ご主人からのメッセージはわたしには有難かった
と同時に亡くなった後の自分のスマホの中身 や 訪れるのは年賀状じまいだけではない SNSじまい その他の仕舞い方についても今一度 再考しておかなくてはなと思う のでした
福の日🎁
2022年もお届けしてきた わたくしからの配信いかがでしたか
今年のラストは時期的にも話題に上がる『年賀状じまい』から私が思ったこと、考えていること、気づいたことなどについて長々としたためてみました
プレゼント?といえるかどうかわかりませんが、このブログを読んでいただいた方へ 年賀状じまいだけでなく
こちらのブログを通して、何かについて考えたり、見直したりする きっかけ作りのプレゼントになったらいいなと思います
【 仕舞う 】ということの先には【 控えておく(備えておく) 】という行動も必要だとわたしは考えます
年賀状じまいに関して言えば、他の手段で連絡を取れる状態を作っておく、家族間で各自の大切な方の連絡先がわかるように共有管理しておく など
また、自分で断るということ イコール 相手からも断られる状況を作ってしまうということ
アナログ葉書のいいところ SNSなどデジタルコミュニケーションツールのいいところ
それぞれの長所短所をしっかり理解した上で、これから先の時代にも対応していける高齢者になりたい私です
皆様にとって訪れる2023年が、その年の先が幸多き年になりますように
それでは本日はこれにて SeeYou