
干支盃
結婚後ずっとお正月は自宅もしくは主人の実家で過ごしていたお正月でしたが
義母が施設に入ったことをきっかけに3年ほど前から鹿児島の実家でお正月を迎えています
高齢になった両親と過ごすだけでなく、妹弟家族みんなが揃って集まれる貴重な時間でもあります
手のひらにおさまる、小さな干支盃
干支年にしか販売されない盃を、母が一つずつみんなに引き継ごうと時間をかけて親族それぞれの干支盃をコレクション

「縁起モノ」というより、みんなで楽しい時間を迎えるための器
わたしは申年生まれ
今年もこの盃に父からお屠蘇受け、新年を迎えました

2026 丙午
今年は家族にそれぞれ年男と年女 二人
干支盃コレクションも 青午杯 赤午杯 両方揃っています
2026年は 十干「丙」と 十二支の「馬」が重なる『丙午』
古代中国でうまれた自然や時間、物事の巡りを表すための10の要素 十干
十干は十二支と組み合わさって十干十二支となり、60年で一巡
この60年周期は「生まれ変わり」「ひとつの人生の区切り」
「丙」は火を表し、「馬」は動きや勢いを象徴する存在
そのため丙午はエネルギーがとても強い年とされ、この強さが転じて「気が強い」「家庭を壊す」などの迷信もあり、1996(昭和41年)の丙午から一巡した年となります
人生の中で各十干十二支を三度を迎えることはない。と考えると迷信をもつ丙午の一巡も感慨深いものです
本来の丙午は、自立心があり、情熱を持ち、自分の足で人生を切り拓く力を備えた年
60年経ち、昭和から平成、令和と時代が変わるにつれ、人々の価値観も変わってきた今では、その丙午の強さは「生きる力」として前向きに受け取れるのかもしれません
実家から望む桜島
日本人が富士山を心の礎のように感じるが如く
鹿児島県民にとっては同じような存在の「桜島」
何年経っても
何度離れても
日常の風景としていつも変わらずそこに在り続けています

桜島のような変わらない風景があるからこそ、午年の「進むチカラ」で安心して前へ進めるのかもしれません
新年を祝うコト
干支盃にそそぐ一杯と、実家の窓から望む桜島
受け継がれるモノと
いつまでも変わらず在り続けるモノ
それなりに年を重ねてきた人生だからこそ
年を祝うというのは、新しい何かを足すのではなく、すでに在るものをあらためて見つめ返すことが出来る気がします
2026年午年は「速さ」を競う年ではなく、自分の歩幅で行き来できるよう
無理をせず、走ることと休むことの両方を大切にする1年としたいと思います
それでは本日はこれにて SeeYou
