万国博覧会
万国博覧会 略して 「万博」
毎回テーマを掲げ、参加する世界の多くの国々が交流を深め、国威発揚と人類発展のために開催される 国際博覧会条約に基づく「国際博覧会」
過去に日本で行われた万博とその「テーマ」
1970年 大阪万博 「人類の進歩と調和」
1975年 沖縄万博 「海‐その望ましい未来」
1985年 筑波万博 「人間、居住、環境と科学技術」
1990年 大阪万博 「花と緑と生活の係わりを捉え21世紀へ向けて潤いのある社会の創造を目指す」
2005年 愛知万博 「自然の叡智」
過去の万博はどれも自分が住む地域とは遠く離れた地での開催で、どこかニュースで流れてくる他人事のようなお祭りごとでした。
大阪・関西万博2025
時は流れ、現在は関西に住まいを構えています。
2025年(令和7年)4月13日 から 10月13日まで
大阪 夢洲(ゆめしま)で日本国際博覧会 大阪・関西万博2025 開催予定
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
\ Designing Future Society for Our Lives /
イメージキャラクターは ロゴマークをモチーフにデザインされた ミャクミャク
去る7月18日が1000日前にあたるとのことでニュースで発表され、開催までのカウントダウンも始まりました。
盛り上がりを実感するにはまだ至りませんが、住んでいる地域開催となるとやはり今までにはない興味が湧いてきます。
シンボルタワー と 写真
6月に友人と訪れた 鶴見緑地
1990年に大阪鶴見区で開催された通称【花博】 国際花と緑の博覧会 跡地になります。
写真に写っているのは、花博のシンボルタワー いのちの塔
1990年開催された花博(国際花と緑の博覧会 )は会社員時代
ちょうど大阪での研修ついでに足を運びましたが、手元には2枚ほどの写真しか残っていません。
もう30年以上も前のこと。かわいいキャラクターの【花ずきんちゃん】しか記憶にない私です(^-^;
写真と記憶の関係をヒシヒシと実感
上の写真は、30年以上経った同じ地で ふと目にしておさめた一コマ
いのちの塔を眺められる木陰で 語らう年配のおふたりの姿。
なんかいいなぁ~ と思い、いつかの未来の自分に姿を重ねました。
この時の訪問は他にも写真を撮ったので 今後時折見返すことで、友人と出かけた日のこと、いのちの塔の姿を忘れることなく きっといつまでも覚えていることでしょう
太陽の塔
万博のシンボルタワーとして世代を問わず、だれもが知っていて 何かで目にしたことがあるのが、
日本で始めて開かれた大阪万博(昭和45年:1970年)の「太陽の塔」
そして1889年にパリで開かれた万国博覧会の時に建設された 花の都パリに美しくそびえ立つエッフェル塔ではないでしょうか。
母のおなかの中に生を宿していた1967年に原型完成した「太陽の塔」
生まれ年に建設工事着工
物心つき始めた1970年大阪万博開催
芸術は爆発だ という 故 岡本太郎氏の顔と「太陽の塔」の顔
こども心に2つの顔は印象深く記憶に刻まれました。
塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」
現在を象徴する正面の「太陽の顔」
過去を象徴する背面の「黒い太陽」
博覧会終了後の撤去作業から50年近く経った現在も行方がわからない状態となっていて現在復元展示されている「地底の太陽」
塔内にそびえたつ 【生命の樹】
わたしのホームページのテーマでもある 過去から未来へと心を紡ぐ 暮らしの美学 と 過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴【太陽の塔】がもつ 4つの顔と「生命の樹」
写真で遺し伝えていく いのちの歴史 と 生命の樹が伝える いのちの歴史
受け継いでいく気持ちに相通ずるところを感じずにはいられませんでした。
障がい者のおでかけ
大阪にある万博跡地の 花博記念公園鶴見緑地 と 万博記念公園
鶴見緑地公園の入園料は 全員無料
園内施設 咲くやこの花館等は有料ですが、 手帳等提示で本人と介護者1名無料
混みあう場所での順番待ちが苦手な方にとっては、太陽の塔の入館は予約制ですし、オープン当初のような混雑はもうないのでお出かけ場所にはいいかと思います。
行ってみたい気持ちとは裏腹にオープン時の混雑は私自身苦手で、ほとぼりが冷めたくらいの時期にお出かけするのが好きです
館内はエレベーターもありますが、階段を地下からずっと登っての見学です。しかも進行方向は一方通行となっています。
障がいに関係なく、足腰しっかりしているうちに、体力があるうちに、太陽の塔へ一度お出かけされるといいかと思います。
今回万博公園では園内のNorth Gardenというピザカフェにて
塔の顔をイメージした2種のピッツァをいただき、食でも顔を楽しみましたよ🍕
四季を通じて、自然をたっぷりと味わえるふたつの大きな公園
過ごしやすくなるこれからの季節のお出かけ先にいかがでしょうか
それでは本日はこれにて SeeYou